気を付けていてもうっかり、もしくは仕事が終わらなくて…新幹線の指定席を予約していても乗り遅れてしまうことがありますよね。
そんなときに気になるのが、指定席に乗り遅れてしまった場合の対応方法です。自由席で移動するために、改札を通れるのか。そもそもバレたら止められるのかどうかも確認しておきたいところ。
また、指定席に乗り遅れた場合の、払い戻しや時間変更が可能なのかなど、具体的な対処法を知っておくことで、急なトラブルにも冷静に対応できますよね。
この記事では、新幹線の指定席に乗り遅れた場合の改札の通過方法や、払い戻しや時間変更の手続きについて詳しく解説します。安心して新幹線を利用するために、ぜひ参考にしてください。
新幹線の指定席に乗り遅れても改札通れる?
新幹線の指定席に乗り遅れてしまった場合、まず気になるのはそのチケットがまだ有効かどうかですよね。
結論から言うと、新幹線の指定席チケットは、予約した列車の発車時刻を過ぎても改札を通ることができます。
しかし、指定された座席は利用できなくなりますので、次の列車に乗る際は自由席を利用することになります。
具体的には、指定席券と乗車券を持っていれば、同じ区間の新幹線の自由席に乗ることができます。この場合、特に手続きは不要。ただし、繁忙期や混雑時には自由席が満席になる可能性もありますので、その点は注意が必要です。
これで改札を通るときにもうドキドキせずにすみますね。
【新幹線の指定席】払い戻しや時間変更はできる?
新幹線の指定席に乗り遅れてしまった場合、払い戻しや時間変更についても気になるところです。
払い戻しには手数料がかかる
新幹線の指定席券を払い戻しする場合、基本的には出発前に手続きを行う必要があります。払い戻しには手数料がかかるため、購入した際のチケット価格から一定額が差し引かれます。手続きは駅の窓口や指定席券売機で行えます。
JR東海の場合、手数料は以下の通りです。
きっぷの種類 | 払いもどし条件 | 手数料 | |
普通乗車券 回数乗車券 急行券 自由席特急券 特定特急券 自由席グリーン券 | 使用開始前で有効期間内 (前売りの乗車券類については有効期間の開始日前を含みます。) | 220円 | |
---|---|---|---|
指定券 | 立席特急券 | 出発時刻まで | 220円 |
指定席特急券 指定席グリーン券 寝台券 指定席券 | 列車出発日の2日前まで | 340円 | |
出発日の前日から 出発時刻まで | 30%、ただし最低340円 |
乗り遅れてしまった場合は払い戻しができません。
時間変更は出発前まで可能
新幹線の指定席券の時間変更は、出発前であれば可能です。これを「変更」と呼び、出発時刻前であれば無料で行えます。
変更を希望する場合は、駅の窓口や指定席券売機で手続きを行ってください。なお、指定席から指定席への変更は無料ですが、指定席から自由席への変更も可能です。この場合、差額が発生することはありません。
一方で、出発後の変更は基本的に認められていません。つまり、乗り遅れた場合には次の新幹線の自由席に乗るか、改めて指定席券を購入する必要があります。
まとめ
新幹線の指定席に乗り遅れても、改札を通ることは可能です。
ただし、その際は自由席を利用することになります。払い戻しや時間変更は、出発前であれば手続きを行うことができますが、出発後の変更は基本的に認められていません。
旅行や出張で新幹線を利用する際、万が一乗り遅れてしまっても、柔軟に対応するための方法を知っておくことで、安心して新幹線を利用することができますので、確認しておきましょう。
皆さんの新幹線の旅がスムーズで快適なものになるように、この記事が役立てば幸いです。