新幹線で仕事をしていると、電話のたびにデッキへ移動する手間がかかるし、他の乗客の話し声が気になる…
そんなビジネスマンにピッタリの座席、スマートEXの新サービス「SWork席」。ビジネスマン向けに設計されたこの席で、名前にWork席なんてついていたら仕事以外の利用はできないのか?なんて疑問に思う方もいるでしょう。
しかし、「SWork席」仕事をしない人も利用可能です。
ならば、飲酒や食事のルール、子供も乗ることができるの?そもそも、通常の指定席との違いは何?など気になることも出てきますよね。
この記事ではスマートEXの新サービス「SWork席」について解説していきます。
スマートEXのSWork席は仕事しない人も乗車OK!
米原から静岡まで初めてのSworkシートで行く。値段は指定席プラス千円。ClassJのようなものか。
— 青22号🍥 (@crazy_clouds) May 9, 2024
なお乗換改札はあっさりと通れた。Suicaでハピラインに乗っても米原でフツーに乗換改札通れた。 pic.twitter.com/rZB9cNWh5Y
SWork席は、ビジネスユーザーが快適に仕事をできるよう設計された座席ですが、仕事をしない方も利用できます。
これは、ビジネスマンだけでなく、誰もが静かで快適な環境を楽しむことができるよう配慮されているため。リラックスした時間を過ごしたい方や、静かに読書を楽しみたい方にも最適です。
ただ、JR側としては「新幹線での移動時間に、仕事を進めたいお客様向けの車両」としているので明らかなレジャー使用は避けたほうがいいですね。
Web会議や携帯電話での通話は、他のお客様へ配慮が必要ですが、基本的にどのように利用するかは個人に任されています。
【スマートEXのSWork席】飲酒や食事のルールは?
SWork席の利用について、飲酒や食事、そして子供の乗車についてのルールについて解説していきます。
飲酒はできる?
SWork席では飲酒については禁止されていませんが、周囲の乗客に迷惑をかけないようにすることが大切です。
一杯やりながらの仕事もできますが、乗客同士での歓談、座席の回転はできません。
過度な飲酒やできるだけ会話は控え、静かに楽しむよう心掛けましょう。
食事はしていい?
食事も可能ですが、食事の仕方などは自分が気づかないだけで、人にストレスを与えていることもあります。
駅弁は温かくないため、さほど匂いは発しませんが、乗車駅のお土産で購入した肉まんなど匂いの強いものは避けたほうが無難です。
コンビニで購入して乗車することもあるかとは思いますが、その際は音がせず(麺類は避けたほうがいい)においが強くないもの(温かいものは避けたほうがいい)を選び、食事中は周囲への配慮をお忘れなく。
子供は乗れる?
2024年5月22日(水)乗車分より、複数名(こども含む)での予約も可能となりました。
子供のみの利用はできませんが、ビジネスマンと同行の子供が乗車可能です。
ただ、基本は快適に仕事をするためのスペースですので、子連れでの乗車には十分な配慮をしなければいけませんね。
SWork席と指定席との違いはどこ?
SWork席と通常の指定席の主な違いを以下にまとめました。
座席配置とデザイン
SWork席は、ビジネスユーザーが快適に仕事ができるようにデザインされています。
テーブルはパソコンの操作などに適した角度で利用できるように、手前に引き出すと傾くように。座席間隔が広く、デスクも大きめ。座席ごとに仕切りがあり、プライベートな空間を確保。
また、SWorkPシートは3列席の真ん中のB席をパーテーションにしていることで、より広い席になっています。
静粛性
SWork席は、静かな環境を提供することを重視しています。
乗客は静かに過ごすことが求められ、電話や大声での会話は控えめにするルールがあります。
レジャーでの利用は推奨されていないので、仕事やリラックスに集中したい人のみが乗車する車両となっています。
まとめ
スマートEXのSWork席は、仕事をするために設けられた特別な席ですが、仕事をしない人も利用できます。
飲酒や食事は可能ですが、周囲に配慮することが求められます。
SWork席と通常の指定席の違いとして、座席配置や静粛性、が挙げられます。これらの特徴を理解し、快適に過ごせるように活用してみてください。